ホログラフィー経済 2015 10 24
今の世界経済は、
金融緩和によって作り出されたホログラフィーです。
アメリカ、日本、欧州の中央銀行が金融緩和を行った結果、
ホログラフィーのように現れているのが、今の世界経済と言えるでしょう。
もし、金融緩和をやめれば、
とりわけ、FRBが利上げを始めれば、
本当の世界経済が見えてくるでしょう。
2015年10月2日の産経ニュースWeb版では、このような記事がありました。
中国や韓国など新興国の企業の借金2,000兆円 アメリカ利上げで破綻ラッシュの恐れ IMF警告
中国やトルコ、チリ、韓国など主要な新興国の企業の借金が、
10年間で4.5倍にまでふくれあがっていることが、
国際通貨基金(IMF)のリポートで明らかになった。
アメリカが利上げに踏み切れば、
借金を返せず破綻ラッシュとなる恐れがあるとIMFは警告している。
(中略)
巨額の借金を抱える企業のとどめとなりかねないのが、アメリカの利上げだ。
アメリカが事実上のゼロ金利を解除すれば、
新興国に流入していた資金がアメリカに還流し、
ドル高が加速する半面、新興国通貨が暴落する公算が大きい。
IMFは「新興国通貨の下落によって、
外貨建ての借金が相対的に膨らみ、返済がますます難しくなる」と指摘したうえで、
新興国の当局者に、企業の経営悪化や破綻に備えておくよう要請。
「必要ならば破綻処理の制度を改革すべきだ」と訴えている。
(引用、以上)